躁鬱病=九尾?: ナルトに学ぶ精神病との向き合い方

 

こんにちは。今日は自分の人生に大きな影響を与え続ける躁鬱病について書いていきたいと思います。

 

後この記事には、漫画「ナルト」のネタバレを含むのでナルトのネタバレ知りたくない人は読まないでくださいね!

 

躁鬱病とは?

 

https://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/

 

簡単にいうと、気分が落ち込む(うつ状態)と気分が上がって異常にエネルギッシュになる(躁状態)を繰り返す症状です。

 

躁状態の時はすごく調子がいいので、様々なイベントなどに関り人をまとめたり、物事を知りたい!って気持ちが強すぎて寝るのも耐えるのも忘れるくらい活動していきます。

 

元々、この躁鬱病とどう付き合っていこうかが、僕の人生に置ける大きなテーマの一つでした。

 

そして瞬間的に苦しい状況にぶつかっても、爆発的なエネルギーを得られるこの病気について別に嫌ってはいませんでした。自分が今まで成し遂げたことや人格形成において、躁鬱病がなかったらということは考えられないからです。

 

しかし、病院に行ってもなかなかいい医者に出会えず、アメリカでも定期的にあっていたカウンセラーとも雑談程度で終わってしまう。

 

自分でなんとかするしかないのかなと考えつつも、答えが出ない日々。

 

そして先日、そのヒントに出会えました。先週、友達と漫画、ナルトの話をしていた時。その友達に、「俺はナルトのキャラで例えると誰?」と聞いてみました。

 

その友達は、少し考えて「ナルト」と答えてくれました。

ちなみに、そいつは「ロックリー」でした。

 

ナルトは、初めこそ忍術でも劣り、いたずらを繰り返していたため里の人から嫌われていましたが、努力や、仲間や先生とのふれあい、そして封印されていた九尾の力を支配下に置くことで爆発的な力を手に入れていきます。

 

そして最後は夢を叶えます。

 

そこで、2人してほぼ同時に気がつきました。

 

「もしかしたら躁鬱病ってナルトでいう九尾の力なのかもしれない」

注意: 2人とも23歳の立派な大人(笑)

 

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 左が九尾。めっちゃでかいし強いです。

 

何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが、僕は真剣です。

 

ちなみに九尾というのは、ナルトの世界における魔獣の一つで、かつてナルトの里を襲いました。その際に、ナルトの恩師の両親も含む大勢の人々が戦死しています。ナルトの両親は、生まれたばかりのナルトに九尾の力を封印する事を決意し、その後亡くなりました。

 

その後九尾の力はナルトの奥底で封印される事になりますが、物語が進むにつれて、ナルトは九尾と和解し、協力関係になります。

 

最初こそ、九尾はナルトをバカにし、隙あらば封印を解いてしまおうとしますが、ナルトの九尾を化け物としててはなく対等なパートナーとして扱う姿を見て彼を認めます。

 

そう、この姿こそ、僕が今後見つけていきたい躁鬱病との付き合い方です。

 

今までは、闘病生活や躁鬱と戦うなどの言葉を使っていました。しかし、それはあくまで躁鬱病をネガティブに捉えるから出てくる言葉のように感じていました。

 

そして、パフォーマンスにムラが出たりするので自分で自分のコントロールが効かない、予想が不可能という一種の「いつ爆発するかもしれないものを心に持っている」感じでした。

 

気分が落ち込み、ひどくなるとパニック障害の症状が出て、トイレに駆け込んだりしていました。友達に見られたりしたくないからです。

 

しかし、一時的とはいえ、周りの人がびっくりするような集中力や能力を引き出せるのが躁状態であるのは事実で、その力に助けられてる部分も少なからずあると思うのです。

 

そして、辛くて無気力になるうつ状態は、経験すればするたびに自分を強くしてくれます。自分の弱さを知るということは、他人に優しくなれるということでもあると思うので、気分が落ち込んでも無駄だとは決して思いません。ただ、パニックにならない程度のコントロールは必要かなと思います。

 

ちなみに今これを書いている状態は、おそらく鬱の期間をちょうど抜けたくらいだと思います。先週までは、気分が落ち込み集中力も散漫でした。ただし、その期間だったからこそ得られた新しい視点や、うつ状態の時は、批判的思考がしやすいという事に気がつきました。

 

なので、これからは、今までの「躁鬱を認めて否定しない」、から、「躁鬱と協力関係になる」、ことを目指していきたいと思います。

具体的にどうするかははっきりとはわかりませんが、さらなる自己対話から始めてみようと思います。今までは隙あれば本を開き、パソコンを開き、でしたが、あえて一人で何もしない時間を作ってみようかなと思います。

 

(後はナルトを読み直す)

 

23歳、大学4年生、まだまだ未熟で成長途中ですが、どうか見守っててくださいね。

 

あと最後に、精神病との関わり方って本当に一人一人違うし、答えがないと思います。だからこれはあくまでも僕のやり方なのでどうかそこだけは留意してください。

 

それでは、読んでくれてありとうございました。そ