目標:頑張らない

 

頑張るって言葉が嫌いだ。

 

 

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それはできる人ができない人に押し付ける言葉。

「もっと頑張れ」って。「甘え」って。

 

僕の気持ちを考えたことはある?

 

頑張れる人生がどれだけ素敵なことか。

夜に眠れることがどれだけ幸せなことか。

薬がなくても1日が無事に終わるのがどれだけ大変か。

 

君はわかって言っているの?

 

誰だって問題を抱えて生きている。

 

なのにみんな家族から、恋人から、先生から、友達から、何かから、「頑張っているね」と言われたくて必死になる。

 

きっとみんな頑張る事を頑張るうちに取り憑かれているんだ。

 

頑張るって言葉が嫌いだ。

 

それなのにいつの間にか自分も”ガンバルゾ”。

 

そうやって、人は自分を嫌いになっていく。

 

(昔の携帯に残ってたメモより: 約2年前)

 

 

 

突然ですがみなさん、正月って「変だなあ」って思いません?

 

正月のたびに、「結局誰も実行しない新年の目標」を書かされた記憶がよみがえります。

 

いろいろな「頑張るぞ」が目に入るけど、

みんなが1番だらだらする時。

 

僕は天邪鬼なので昔から「みんなが休んでいる時こそチャンス」と思って何かと、勉強したり本読んだりして過ごしてました。(ガキ使は別としてね)

 

でも、この「みんなが休んでいる時がチャンス思考」も、実は今思うと納得できなかったんです。

 

努力って本質的には、主観的であるべきだと思います。

 

例えばある高校の野球部は、一人当たりにエネルギーが100あるとします。

 

いや、この時点で生まれつき体の弱いB君は最高でも80の力しかないかもしれません。

 

とにかくみんな、この100なり80なりの数値を割り振っていきます。

 

A君は「甲子園初出場達成!」と、野球に、90を投じます。

 

しかしB君は、体が弱いにもかかわらず「僕は家の畑を手伝わなきゃいけなくてそこに40必要だ。それにバイトもしなきゃ。だからせいぜい野球には20しか割けない」

 

A君はもちろん4 番になりました。

 

しかし一方で、Bくんは、家の手伝いなどの事情が重なり週一回は必ず休まなければなりません。その上、試合でミスをしてしまい「お前はもっと頑張らな。できないならチームに入らない」と顧問の先生に怒られてしまいます。

 

B君はストレスで精神的に参ってしまい成績も下がります。もちろん、A君の成績はB君より上です。

 

さて、B君はA君に比べて怠けていますか?

 

頑張るってなんでしょうか。

 

最初の文章はそれに気づいた、うつ病との闘病真っ只中で書いた文章です。

 

そして今日、最初のメモの存在を思い出し、決めました

 

僕は2019年、頑張りません。

 

「頑張っている」と思わなきゃいけないものは自分のやりたいことじゃない。

 

好きなことを突き通す為にあえてここに「頑張らない」と書きました。

 

でも気付いています。

 

好きなことを突き通す為には尋常じゃなく努力をしなければならないことを。

 

だから「頑張らないって」って覚悟のいることだと思います。

 

本当に自分の好きなことと、好きなことに必要ないやなことを見極めて集中する。

 

好きなことを突き通す為には

 

睡眠時間を削って、手を動かして、常に思考して、体はクタクタになります。

 

前に友達に言われました。

 

「どうしてそんなに頑張るの?目つきがやばいよ」

 

そこで僕は心から「頑張ってない。ワクワクしてるからやってる。それを周りの人があいつは頑張ってるという。でも僕は違う。なんていうか、子供の時にソニックアドベンチャーを夢中でやっていた感覚に近い。」と答えていました。

 

うつで日常生活もままならないのに必死に、眠れないなら寝ないで学校へ行って英語を勉強していた日々、僕はあれを頑張ったとは言いません。

 

「英語を身につけたい」という気持ちが何より強かったから。やりたかったから。はたから見たら無茶だったことも相当やって乗り越えてきました。

 

あなたは何がしたいですか?

 

目標を叶える為に嫌なことを頑張らなければならない時もあります。

 

それは必要な「頑張る」だと僕は思います。

 

でも、「頑張ることが目標」になったなら

 

少し考えてみたらいいのかもしれません。

 

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